いざ、フィールドへ!

freebird

2008年09月26日 15:09

2008年5月31日
【岩手県:小柳沢砂防公園オートキャンプ場 通称:雫石あねっこ】

道具については先に紹介したとおり一通り揃った(と思う)、後は実地で何が必要か経験するのみ!
昨年秋にお誘いを受けたMさんとの約束を果たす時がきた。あの時の私と今の私は違う。あの時は尻込みするペシミストだったが今の自分は勇猛果敢なチャレンジャーなのだ~うおぉぉ~ (←大げさ・・)

一冬の間に知識を詰めて、雪解けの庭で入念に設営のトレーニングを繰り返した。勝つのは俺だ!俺なのだ~うおぉぉ~(←大げさ)

★自宅庭で設営練習中!



てな事でやってきました。初のお泊りキャンプ。

場所は自宅から車で30分程度の小奇麗なキャンプ場。致命的な忘れ物をしたら最悪家に取りに帰れる距離というのが不安を和らげる。

ここは『雫石あねっこ』という道の駅に併設されていて、道の駅内には温泉設備もある。地元で採れた野菜を売る市場もあり環境はOK。

サニタリーも新しく綺麗。家族のキャンプに対する第一印象を上げるにはうってつけのロケーションと思われます。

ちなみに『雫石あねっこ』のあねっことは姉っ子つまり若い女性を意味する。この名前の由来はなんでも、その昔、戦乱の中逃げ落ちてきた武将をかくまって、追ってきた敵からその武将を救った気丈な女性の昔話から来ているとか・・・。

ここのキャンプ場はフリーサイトとオートサイトから成り、オートサイトは全てAC電源つきである。サイトは芝で車路と駐車スペースはアスファルト。とても良く整備されて感じが良いのに料金も1泊2,500円とお手ごろだ。
★サイト間は生垣で区切ってプライベート感もばっちり!




★Mさんのアメニティドームと並んで設営




環境は問題無かったのだが初キャンプに自然の厳しさの洗礼をくれたのは“雨”だった。初キャンプが雨中キャンプになったのだ。
設営時こそ小康状態だったが日が落ちてからは、ザンザン降り
それでも、タープの中はこじんまりと皆が寄り添いヒーターのおかげもあってさほど寒さを感じなった。タープのありがたさをしみじみ実感した。

★夕食を終えてやや疲れ気味の自分(^^ゞ



子供が寝た後もランタンの優しい明かりの中、タープを叩く雨音を聞きながら夜更けまで大人たちは話していた。普通なら夜間の歓談は他のキャンパーの迷惑を考えてご法度なのだが、この日は遠いサイトにもう一組しかキャンパーがいなかった事もあり日付が変わる頃まで談義に花を咲かせていた。
シェラカップで飲むバーボンウィスキーがいつもよりちょっと甘いような気がした。

翌日はやはり止まない雨の中撤収した。新品の道具もみな雨にぬれ泥だらけになった。しかしそれが一人前のキャンパーとしての道具のような気がしてちょっと誇らしかった。

←翌朝の朝食を食べる“おとぼけKidsの面々”

帰宅後、玄関やガレージやありとあらゆる空間がタープやフライの干し場になった。おかげで帰宅後も数日間は道具に触れる機会が与えられた。 


1泊のキャンプデビューだったがMさんに同行してもらったお陰で実地で色々な勉強ができた。人間はトラブルの中で始めて成長できることを実感した。
とてもいいキャンプデビューでした。

                     川で遊べるキャンプ場です→



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